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お役立ち情報ブログ

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【いちご・市場】グラフで見るいちごの作付面積と消費動向

2021-09-02
概要
いちごの市場についてまとめた。
出展: 政府統計の総合窓口(e-stat):https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500215&tstat=000001013427&cycle=0&year=20180&month=0&tclass1=000001032286&tclass2=000001037845&tclass3val=0
生産面積は減少だが、生産量はほぼ横ばい
〇作付面積
1973年の作付面積は13600ha
2018年の作付面積は5200haと、
45年間で作付面積は約38%まで減少。

〇生産量
1973年の収穫量は184400t
2018年の収穫量は161800tと、
45年間で収穫量約88%まで減少。

〇作付面積減と比較しても収穫量の減少は少ない。
グラフの通り、作付面積は減少しているのにも関わらず、収穫量は比例して減少していない事を考えると、
生産技術の向上によって、面積当たりの生産数量が上がっている事がわかる。

だが、ここでひとつ疑問が残る。

日本国内が人口減少している上に収穫量・出荷量がほぼ横ばいである事を考えると、

一人当たりのいちごの消費量が増えているのか?
と感じる。

では、いちごの国内消費に目を向けてみよう。


いちご国内一人当たり消費量
出展:統計から見た日本のいちご:統計からみた日本のイチゴ (cooca
1971年頃をピークにおおよそ
購入数量は横ばいで、近年では減少傾向。

人口減少に加えて、一人当たりの消費量減・・・なのに生産量は大きく減っていない

となると、輸出が増えているのでしょうか?
いちごの輸出量
出展:統計から見た日本のいちご:統計からみた日本のイチゴ (cooca
輸出量は大幅増!

近年の1年間の輸出量はおよそ2000t。
近年の一人当たり消費量約800gと考えると、

日本国民約250万人分が消費する量に相当するいちごを輸出しています。

とはいえ、輸入量は年間3000t(375万人分)くらい輸入しています。

まとめ

作付面積は45年で38%まで大幅に減少

生産量は88%まで減少

国民一人当たりの購入数量は近年では減少傾向

いちご輸出量がここ数年で大幅増


    

 
 
  
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