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お役立ち情報ブログ

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【園芸土・用土】種まきや苗植えの際に選ぶ基本のポイント   そもそも「培土」「培養土」の違いとは?

2021-10-04
概要
ホームセンター等園芸用の土を探していると目にする「培土」「培養土」
商品名こそ様々だが、よく見かけるこの2点の違いはどのような違いがあるのか。

その他にも、 「種まき培土」 「基本用土」「単用土」 等様々な言葉で陳列されている商品、これらの違いとは何か、培土メーカーが解説する。

また、土選びに役立つポイントも紹介していく。
「培土」「培養土」の違いとは
園芸に使用する土の種類は大きく3種類に大別される。


培土=培養土
培土・培養土の明確な違いの定義というのは曖昧でほぼ同じであると考えて差支えない。

商品にも培土・培養土・ソイル等とネーミングされているが、これらの違いはメーカーごとに個々に使い分けしている事が多いのでそこまで気にする必要はない。

様々な土が混合されている土を培土(培養土)と指す場合が多いが、単一の土+肥料の場合でも培土と称して販売されている事もある。

・播種(種まき)用→種まき培土、育苗用培土、セルトレー用培土等の名称で販売されている。

・プランター用→花と野菜の培養土、プランター用の土等、様々な名前で販売されている。


基本用土=単用土
混合されていない単一の土を指す事が多く基本用土と単用土は同じ意味合いで使用されている場合が多い。
それ単体で栽培に使用するケースもあるが、他の土と混合して使ったり、覆土として使ったり・・・といった用途が多い。

バーミキュライト・腐葉土・鹿沼土・ピートモス・黒土 等。

専用土
専用品目の栽培に適した調整で混合された土

サボテンの土・観葉植物の土等。


培土・培養土選び
培土選びで大切な事は、その栽培品目に適した「物理性」「化学性」であるか。

物理性
保水性→その土が保持できる水分量。保水力が高いと水やりの手間が省けるが、天候や栽培環境によっては根腐れ等病気の原因となる可能性があるので栽培品目に合ったほどよい保水性のものを選択する。

透水性→潅水(水やり)時に水が表層部に滞ることなく下まで流れていくか。通水性とも呼ぶ。

通気性→土内部に空気の層があるか。ふかふかとした団粒構造の土である事が望ましい。

化学性
肥料成分(主に3要素)→肥料の3要素とは窒素・リン酸・カリを指す言葉で用いられ、この「窒素(N)ーリン酸(P)ーカリ(K)」で「10-5-8」とした場合、重量に対する割合を指す場合や、指定重量や指定容量に対する表記である場合があるので確認する。

EC→(Electric Conductivity)電気伝導度の事。塩類濃度とも表す。
ECが高いと発芽不良等を引き起こす事が多いので基本的に播種用培土では低ECのものが使われる。
一般的に化成肥料を与えると比例して数値が上昇する事から、肥料(塩基)の残留濃度の指標として使われる。

ph→水素イオン濃度の事で、ここでは土の酸度の事。ペーハーもしくは、ピーエイチと呼称される。
汎用土は弱酸性の5.0~6.5程度に調整されている事が多いが、栽培品目によっては適していない場合があるので自分で酸度の適した資材を混合して使用したり、専用土を使用する事が好ましい。
(例えばブルーベリーは代表的に酸性土壌を好む植物であるので汎用土ではphが高すぎるので、無調整ピートモスや専用培土を使う。)

CEC→(Cation Exchange Capacity)塩基置換容量の事。園芸の業界では肥料の保持力を意味する用語として使われる。保肥性と呼ばれる事もある。
CECが低いと肥料分の流亡が多い。CECを高める事を目的に、ゼオライトや腐食等を培土に混合する事がある。


まとめ

園芸土は3種類に大別される

培土(=培養土) →混合された土
基本用土(=単用土) →単素材の土
専用土 →専用品目用の混合された土

培土選びのポイント

・栽培品目に合った土選びをする
・培土の物理性保水性透水性通気性
・培土の化学性肥料成分ECph
CEC
    

 
 
  
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