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【芝生管理】芝生のエアレーションとは
2024-10-11
芝生のエアレーションって必要?いつ、どんな時にやるの?
【芝生の排水性・水はけが悪くなったときに】
芝生を張ってから2,3年経つと、表面のデコボコで水たまりができていたり、芝生に紛れて藻や苔が生えきたり……そんな症状に悩む事も出てくるのではないでしょうか。
そんなときに有効なのが、芝生のエアレーション。
芝生を張ってから2,3年経つと、表面のデコボコで水たまりができていたり、芝生に紛れて藻や苔が生えきたり……そんな症状に悩む事も出てくるのではないでしょうか。
そんなときに有効なのが、芝生のエアレーション。
【エアレーションとは】
畑などの圃場と違い、芝は高密度植わっています。
畑などの圃場と違い、芝は高密度植わっています。
くわなどで耕起して土の物理性の改善ができないのが、芝生の特徴です。
そして芝生が植わっている土は徐々に固く締まってきてしまい、芝生の生育に適さない環境に陥ってしまいます。
そこで、エアレーションと呼ばれる土壌の物理性を改善させる作業が必要になってきます。
【エアレーションの意義】
時が経つと土壌が固く締まって、生育に適さない土壌の物理性となります。エアレーションによる土壌改善が効果的とされています。
良い土壌の物理性というのは、保水性・保肥性・排水性・通気性が、作目の生育に最適な土のこと。
そこで、エアレーションと呼ばれる土壌の物理性を改善させる作業が必要になってきます。
【エアレーションの意義】
時が経つと土壌が固く締まって、生育に適さない土壌の物理性となります。エアレーションによる土壌改善が効果的とされています。
良い土壌の物理性というのは、保水性・保肥性・排水性・通気性が、作目の生育に最適な土のこと。
そこで、芝生を健全な状態に保つためにエアレーションが必要になります。
【エアレーションの時期】
春(4~6月)と秋(9月~10月)の最低年2回行う事が効果的とされています。
春のエアレーションは、夏に生育が旺盛になりますので、その準備として、しっかりと根に空気が送られる土壌環境を作ります。
秋は休眠状態に入る前の越冬準備として効果的とされています。
年2回はちょっと……という場合は春のエアレーションを優先させると良いでしょう。
また、暖地型芝と寒地型芝では時期が若干異なります。
〇暖地型芝(高麗芝・姫高麗芝 他)
春:3月下旬~6月
秋:9月
地温15℃以上がエアレーション適期の目安ですが、夏場の高温下ではダメージが大きいので、夏場はエアレーションしないのが一般的です。
〇寒地型芝(ベントグラス・ケンタッキーブルーグラス 他)
春:4月~6月
秋:9月~10月
地温5℃以上がエアレーション適期の目安ですが、寒地型は夏枯れすることもあるので、こちらも夏場は控える事が多いです。
北海道では年中エアレーションしても問題ない場合もあるようです。
【エアレーションの種類】
シンプルに穴を空けるスパイキングと、土をくり抜くコアリングの2つの手段がエアレーションでは一般的です。
〇スパイキング(鋭利な機器を土壌に刺して穴をつくる)
平らな刃が複数付いたフォーク型の踏み込み式のローンスパイクや、靴の裏にスパイクが付いたシューズ式等があります。
土をくり抜くコアリングと比較しても手軽に行えるので、ゴルフ場のような高度な管理を必要としない場合はこちらで十分でしょう。
〇コアリング(土壌をくり抜いて穴を作る)
土をくり抜く分、スパイキングよりエアレーションの効果が高いですが、くり抜いた後の土の片づけや目砂の補充等手間がかかるのがデメリットです。
【ホームセンターでは売っていない、専門店の焼目砂】
【芝生管理におすすめの目砂】
芝生のエアレーション(スパイキング・エアレーション)後の目砂として。
また、新芽や根を保護して地温や水分を保つ役割を担う覆土としての使用。
この“グランドサンド”はリピーターが多く、高価ですが高い品質にとても定評があります。
無肥料なので、根や新芽等が肥料焼けしたりといった心配もなく、サラサラとした砂質が土壌の排水性を高め、作業性も良く、散布機でもまんべんなく撒く事ができます。
高温処理した清潔なこの砂は病害虫の発生も抑えます。
※芝生の保水性が悪い場合は、目土の使用が良いので本製品はおすすめしない。(排水性・水はけの悪いところに使用すると効果的)